明けましておめでとうございます。~粘葉本和漢朗詠集巻下 祝 臨書~

仮名(かな)書道 粘葉本和漢朗詠集臨書
仮名(かな)書道 粘葉本和漢朗詠集の臨書
仮名

明けましておめでとうございます。

 

“祝”の歌のように

歓びは極まり無く万年も千年も楽しみがまだ尽きることなく、健康長寿と皆様の願いは、さざれ石の巌となりますように。

 

素晴らしい一年でありますようお祈りいたします。

 

掲載は、粘葉本和漢朗詠集 巻下 の祝から扇に臨書しました。

粘葉本和漢朗詠集は、伝 藤原行成 筆、古筆です。)

 

嘉辰令月歓無極  万歳千秋樂未央  謝偃

長生殿裏春秋富 不老門前日月遅  保胤

(仮名(かな)歌の読み方)

わが(可)き(支)みはちよに(爾)やちよにさざ(ゝ)れいしの(能)いは(者)ほとなりてこけ(介)のむす(寸)まで

 

よろづよとみか(可)さのやまぞ(所)よはふな(那)るあめの(能)した(多)こそ(所)た(多)のしか(可)るらし

臨 和漢朗詠集 巻下 祝 令和乙巳 元旦 峻恵

 

 

古典や古筆の臨書は、書道の習う上で必ず必要です。

今年は、会員様向けの古筆の講座を開催したいと思っています。

 

本年もご一緒に書を楽しみましょう。

今年もよろしくお願いいたします。